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アスパラガス産業の有識者が一堂に集う。ディープテックスタートアップinahoが日本最大規模の「アスパラガスサミット2025」を開催

アスパラガス産業の未来を議論する「アスパラガスサミット2025」開催――AI収穫ロボットを手がけるinahoが共催

AIを活用した自動野菜収穫ロボットを中心に生産者向けサービスを提供するinaho株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:菱木 豊)は、一般社団法人AgVenture Labと共催で「アスパラガスサミット2025」を開催します。日本全国の生産者、研究者、流通・販売関係者、行政、そして新規参入を検討する事業者が一堂に会する、日本最大規模のアスパラガス産業イベントです。

目次

開催概要(重要事項)

  • 日時:2025年11月26日(水)13:00〜18:40
  • 会場:AgVenture Lab(東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビルヂング9階)+オンライン配信
  • 参加費:無料(完全事前予約制)
  • 定員:現地参加 100名 / オンライン参加 500名
  • 共催:inaho株式会社 / 一般社団法人AgVenture Lab
  • 対象:生産者、新規就農希望者、法人参入希望者、研究者、行政関係者、流通・販売関係者、学生など

サミットの位置づけとこれまでの実績

本サミットは2023年に始まり、今回で3回目の開催となります。産学官が連携して現場の課題や成功事例を共有する場として成長しており、2024年は参加者が400名を超え、アンケート回答者の84%が満足度4以上、97.2%が「次回も参加したい」と回答する高評価を得ています(アンケート回答者:246名)。

なぜ今、アスパラガス産業での議論が重要なのか

日本の農業は人口減少と高齢化が深刻であり、アスパラガスも例外ではありません。農業従事者の平均年齢は約67歳、2015年に約150万人いた農業人口は2030年には約半数の約75万人まで減少すると予測されています。施設園芸農家数・面積もここ15年で約25%減少しており、人手と作業負担の問題が生産量や作付面積の縮小につながっています。

とくにアスパラガスは収穫作業の負担が大きく、従来手法のままでは担い手不足が生産継続のボトルネックになりやすい作物です。こうした課題に対して、技術導入や流通・販売戦略の見直しが不可欠であり、本サミットは全国の知見をオープンに共有する機会を提供します。

プログラムのハイライト

サミットは二つのテーマ別トークセッションで構成され、現場の実践事例からビジネス面まで幅広く扱います。

Session1:全国の取り組み事例(13:15〜15:35)

北海道から九州までの生産者・研究者が登壇し、気候変動や高温対策、土壌管理、設備・品種選定、人材確保など現場に直結する事例を紹介します。主なトークテーマ(抜粋):

  • 高温対策と気候変動への対応:冷涼地・暖地それぞれの工夫
  • 地域特性を活かした栽培体制:周年出荷や人材確保の実践例

Session2:アスパラガスビジネスの最前線(15:45〜17:25)

商社、流通、EC、小売、研究者、メーカーなど多様なプレイヤーが参集し、ブランディングや流通・販売戦略、海外展開の可能性など、産業化・事業化に直結する議論を行います。主なトークテーマ(抜粋):

  • 流通と販路開拓:規格・選別・物流最適化の取り組み
  • ブランドとマーケティング:地域ブランドづくり、海外輸出の可能性
  • 新規参入と拡大モデル:異業種参入の成功事例と収益設計

現場に役立つポイント:営農法人・管理者が得られる実益

本サミットは現場レベルで使える具体的なノウハウと、導入判断に必要な情報を得る場として有益です。特に以下の点でメリットがあります。

  • 収穫・選別・検査の自動化に関する最新事例を把握できるため、投資判断や導入計画の精度が上がります。
  • 気候変動対策や高温対策の地域別ノウハウを直接聞くことで、ハウス設備や栽培カレンダーの見直しに役立ちます。
  • 流通・販売の視点から規格設計や物流最適化の具体案を得られ、販路拡大や6次化・加工の検討に繋がります。
  • 新規就農や法人参入を目指す方は、収益モデルや異業種参入の実例を参考に事業計画を作成できます。

アグリテックの観点からの注目点:inahoの役割

主催のinahoは自動野菜収穫ロボットをはじめとしたディープテックを実装するスタートアップです。サミットでは、ロボット導入が現場の労働負担軽減や歩留まり改善、データ活用による生産管理の高度化にどう寄与するか、といった技術的・実務的な示唆が期待できます。営農法人や農機メーカー、自治体の技術担当者にとっては、パイロット導入や共同実証、発注先検討のヒントを得る良い機会になります。

参加者の声(過去の実績より)

  • 機械設備メーカー(30代):「栽培から流通・販売まで幅広い知見を得られ、大変参考になりました。今後も継続的に参加し、連携につなげていきたいです。」
  • 新規就農希望者(50代):「登壇者の具体的な取り組みを直接伺え、就農に向けた道筋が見えてきました。同じ志を持つ方々とつながれたことも貴重でした。」
  • アスパラガス生産者(60代):「全国の生産者の工夫を知り、励みになりました。新しい発見や交流のきっかけとなる有意義な機会でした。」

現場責任者への実務的アドバイス(参加前に準備すると良いこと)

  • 自分の圃場・施設の概要(面積、作付け時期、主要品種、収穫ピーク、使用機械)を整理しておくと、登壇者や参加者との意見交換が深まります。
  • 現在の労務コストや主な作業負担(収穫、選別、箱詰めなど)を把握しておくと、導入検討時のメリット試算に役立ちます。
  • 販路や規格に関する課題を具体的に整理しておくと、流通・販売セッションで得られる示唆が実務に直結します。

申込と参加に関して

参加は完全事前予約制で、現地参加は定員100名、オンライン参加は500名となっています。参加費は無料です。関心のある行政担当者、営農法人の経営者・現場管理者、個人農家でのIT・ロボット導入を検討している方、農機メーカーや流通事業者など幅広い方の参加を想定しています。

アスパラガス産業の持続可能性を高めるには、現場の知見とテクノロジーを結びつけることが不可欠です。本サミットはその接点を作る場となるため、早めの申込をおすすめします。

(スケジュール)

  • 13:00〜13:15 オープニング
  • 13:15〜15:35 Session1 全国の取り組み事例
  • 15:45〜17:25 Session2 アスパラガスビジネスの最前線
  • 17:25〜17:30 エンディング
  • 17:40〜18:40 懇親会(現地参加者のみ、希望者参加)

詳細な申込方法や登壇者情報は主催者発表に従ってください。アスパラガス産業の現場を変えるヒントと人脈が集まる場として、営農現場の意思決定者にとって重要な機会になると期待できます。

詳しい記事の内容はこちらから(引用元)

アスパラガス産業の有識者が一堂に集う。ディープテックスタートアップinahoが日本最大規模の「アスパラガスサミット2025」を開催
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000024969.html

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