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福島発、LINEが農業の相談役に。畑も農産物も、画像認識で質問ができる!AIパートナー『IPPUKU』がリニューアル! | ニコニコニュース

福島発・LINEで相談できるAI農業パートナー「IPPUKU」が画像質問対応でリニューアル — 月額480円で無制限相談、1か月無料キャンペーン実施中

福島県郡山市の株式会社cv digitalが開発するAIチャットサービス「IPPUKU(イップク)」がリニューアルされ、LINE上で写真を送って診断・相談できる画像認識機能を追加しました。家庭菜園の初心者からプロの農家まで、農業に関する幅広い相談に月額480円(税別)で応じるプランを用意し、リニューアル記念で1か月無料キャンペーンを実施しています。スマート農業や現場のDXを検討する経営者や現場管理者にとって、手軽に専門知見へアクセスできる新たなツールとして注目されます。

目次

IPPUKUとは何か?:生成AIを活用した農業相談チャット

IPPUKUは2023年6月にリリースされた、生成AIを用いた農業特化型チャットサービスです。LINEトークを通じてテキストまたは画像を送るだけで、栽培・土づくり・病害虫・農機具・販売・経営・補助金・スマート農業の導入支援など、多岐にわたる疑問に回答します。地域の相談窓口に気兼ねしてしまうような細かい質問や、深夜・休日に生じる緊急の疑問にも手軽にアクセスできる点が利点です。

また、cv digitalは「こおりやまDX大賞2023」において最優秀賞を受賞しており、地場のデジタル化推進の一環としてIPPUKUを展開しています。

新機能のポイント:画像での質問と判別精度の強化

  • 画像送信対応:カメラ起動やカメラロールから写真を送信して質問可能になりました。葉の状態や実の様子、圃場全景の写真を基にAIが診断を試みます。
  • 農産物・病気・農薬の判別支援:作物種類の識別や病害虫の可能性、過去の類似事例に基づく推定などに対応することで、現場での一次トリアージが可能です。
  • テキスト回答力強化:テキストによる質問でも回答精度を高め、分類タブからカテゴリを選んで質問できるUI改善が行われています。

利用プランとキャンペーン

  • 無料お試しプラン:月2回まで(画像+テキストの合計)質問可能で、まずは試して使い勝手を確認できます。
  • PREMIUMプラン:月額480円(税別)で画像・写真・テキストの質問が無制限。事業での活用や多頻度の相談が必要な現場向けです。

リニューアルを記念して、現在1か月無料キャンペーンを実施中です。LINE上で「@ippuku」を検索するか、公式サイトからQRコードでアクセスできます。

現場での想定ユースケース

  • 病害判別の一次診断:葉の斑点や変色の写真を送って候補となる病害虫を速やかに把握し、専門家対応の優先度を決められます。
  • 栄養欠乏や生育不良の見立て:土壌や葉の症状、施肥履歴を組み合わせて対処法の選択肢を得ることができます。
  • 収穫判定や出荷対応:果実の追熟・収穫期の判断や、出荷規格に関する基本的なアドバイスが得られます。
  • 経営・販路相談:ブランディング、6次化(加工)、販路開拓、補助金や資金調達に関する基礎的な案内も受けられます。
  • スマート農業導入支援:センサー・システム導入や業務効率化の相談窓口として、導入検討の初期段階で活用できます。

導入時の注意点とAI利用の留意点

IPPUKUは便利なツールですが、実務で使う際にはいくつか注意が必要です。

  • 診断精度の限界:画像一枚だけでは診断が難しいケースや、地域品種・栽培条件によって症状の現れ方が異なるため、AIの判定は「参考情報」として扱うことを推奨します。
  • 農薬や処置の提案:AIが提示する可能性のある薬剤名や処方は、法律・地域の登録や使用基準を必ず確認してから実施してください。誤った薬剤使用は安全・法令面で問題になります。
  • 写真品質と文脈情報の重要性:より正確な回答を得るために、鮮明な写真、撮影距離、被写体の複数角度、被害発生時の経緯や施肥履歴などのテキスト情報を併せて送ることが重要です。
  • プライバシーとデータ活用:送信した画像やテキストがどのように保存・解析されるか、利用規約やプライバシーポリシーを確認してください。事業情報や特定条件が外部に流出しないよう配慮が必要です。
  • 通信環境:圃場の通信環境によってはリアルタイムの画像送信が難しいことがあるため、運用設計(Wi‑FiスポットやLTEルーター等)を検討してください。

展望:コミュニティ連携とグローバル展開へ

cv digitalは将来的にIPPUKU上でユーザーコミュニティを作り、実際の農家が難易度の高い質問に答える仕組みを構築するとしています。これにより、AIの一次回答と現場知見の組み合わせで精度と信頼性を高める狙いです。また、企業連携による送客仕組みの構築、WhatsAppなどほかのメッセージアプリ実装や多言語化を進め、海外展開も視野に入れています。

スマート農業システムやFA(ファームアシスタンス)プラットフォームとデータ連携できれば、画像診断結果をセンサーデータや気象データと組み合わせて高度な意思決定支援に発展させることが期待できます。地域のDX促進や人手不足・技能継承の支援ツールとしての価値は大きく、農業現場のデジタル基盤構築にも寄与し得ます。

導入を検討する現場への提言

  • まずは無料プランで試して現場での応答スピードや回答の「使える度合い」を確認してください。
  • 診断結果は現場での一次判断とし、重要な薬剤処方や法規対応は専門家・公的機関に照会して確定するワークフローを作ってください。
  • 写真の撮り方や送信ルールを現場作業者に教育しておくと、AIの出力精度が向上します。
  • 将来的に他システムと連携することを見据え、データ管理・連携仕様やAPI提供の有無を事前に確認すると導入後の拡張がスムーズになります。

サービス情報・問い合わせ

IPPUKU公式LINEアカウント:LINEで「@ippuku」を検索、または公式サイトからQRコードでアクセス可能です。公式サイト:https://cv-digital.co.jp

問い合せ先:株式会社cv digital 担当:服部奈々(はっとり なな)
TEL:024-905-1295 FAX:024-505-4866 メール:info@cv-digital.co.jp

株式会社cv digitalは、農業プロデュースを行う株式会社コンセプト・ヴィレッジのデジタル部門として、地域の農業DX推進を目指しています。まずは試してみて、現場の課題解決のスピードアップや業務効率化につなげてみてください。

詳しい記事の内容はこちらから(引用元)

福島発、LINEが農業の相談役に。畑も農産物も、画像認識で質問ができる!AIパートナー『IPPUKU』がリニューアル! | ニコニコニュース
https://news.nicovideo.jp/watch/nw18289215?news_ref=tag

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